Musik und...

2017年5月に入手したNUVOから始まったフルートと、再開したViolaとのお付き合いメモ。個人的な記録なので、突然公開停止にする可能性も有り。

コンサート鑑賞 至高のトリオ ダニエル・ゼペック&タベア・ツィンマーマン&ジャン=ギアン・ケラス

至高のトリオ
ダニエル・ゼペック&タベア・ツィンマーマン&ジャン=ギアン・ケラス

兵庫県立芸術文化センター 小ホール

14:00‐16:00

出演者
ヴァイオリン
ダニエル・ゼペック
ヴィオラ
タベア・ツィンマーマン
チェロ
ジャン=ギアン・ケラス
プログラム
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 第2番
ヒンデミット:弦楽三重奏曲 第1番
シューベルト:弦楽三重奏曲 変ロ長調(断章)D471
ベートーヴェン:弦楽三重奏曲 第4番

 

アンコール

モーツァルト:ディヴェルティメントK.563より メヌエット

 

2024ハッピョー会の曲決定

ぐずぐずしていたら2月半ばになってしまった。

本当は1月中に決めたかったが、体調が悪くなったりでレッスンに行けなかったので、仕方ない。2月も半ばだと、大曲は却下されるだろうし、今年は前回のフランクでやや燃え尽き感もあるので、無難な選曲に終始。

昔から気になっていたBendaをやることにしよう。本当はViolinの曲のようだが、J.Sukも録音出してるし、まあいいか、というわけで。

Vaレッスン #125 さて、次の1年に向けて始動

 発表会終了後、最初のレッスン。大抵は、ハッピョー会の感想を聞かれるところから始まる。で、今回もそうだった。「当初の想定よりは、上手いこといった、かな」というのが偽らざる思いだ。

 勿論、先生の中では「せっかくの名曲なんだからもっと上を狙って仕上げろよ!第一、オマエごときのレベルがこの曲を弾くなんざ、早すぎるわ!」と内心憤っていたかもしれない、が、それでも、それを差っ引いたとしても、フランクの4楽章は弾く人聴く人(これは技量にもよるが)をハッピーにさせる一定の効果は有ると信じたい。

 さて、ハッピョー会が終わって平常モードに戻ると、いつもスケールやクロイツェルに戻って再スタート。さすが(⁉)先生、カール・フレッシュを買って持っていたことは忘れていなかった。そろそろ単音の音階だけじゃなくて、3度とか6度の練習をしておけ、と。オクターブも。3度の重音はとても苦手だ…が、やらなければもっと苦手なままだ。まだ6度の方がマシだ。

 そして、カールフレッシュを丁寧に紐解いていたら結構時間が経ってしまったので、クロイツェルは今回は飛ばしてバッハに行く。そういえば家で練習していた時も「3」の指が反応しにくかった。何故だろうか。単なるサボりでも、3の指だけ反応が悪くなるとかあるんだろうか。

次回のハッピョー会に向けてひとり選曲会議

さて、ハッピョー会が終わったら、すぐに来年のための選曲が始まる。実際に先生と選ぶのは12月とか年明けなのだが、それまでにネタをある程度揃えておかないと、いきなり先生と選曲、というのは厳しい。なんせ、ヴィオラの曲、というだけで範囲が狭まる。更に、「自分が弾けるレベル」とか「ヴィオラのオリジナル曲」とか要件が付くとさらに厳しくなるばかり…

 自分なりの基準は、「自分が弾けるレベル」というのは勿論なのだが(注:この「弾ける」というのは主観に基づくもので、物理的、テクニック的に「音が出せない」ものを除外する、という意味合い。曲想や表現力、曲としての完成度は度外視)、ハッピョー会というのは曲の紹介の場でもあると考え、せっかく迷・厭・騒を耐えて聴いてくださっている聴衆の方が「辛くならない曲」というのも大事なポイントだ。自分のレベルでそんな曲は弾けないのだが、とかくヴィオラって、謎の超絶技巧的な曲もあるでしょ…ああなると、曲自体が分からないからお客さん( ゚д゚)ポカーンになってしまうので…

 あとは、極力「ヴィオラのオリジナル曲」を弾きたい。ヴァイオリンやチェロの焼き直しじゃなくて、ヴィオラのオリジナル曲の方が、ヴィオラという楽器の個性や特色をよりよく表現できそうだからだ(だからといって、自分にそういう表現の技量が有るかといったら…そこはまあ、鋭意努力中ということでお茶を濁そう)。

 ただ、「ヴィオラオリジナル」にこだわり過ぎるのも良くないかなぁ、とも思うところがある。ともすると「暗い」とか「超絶技巧意味不明」な域に入ってしまいがちなので、そこはもう、「聴いている方が辛くならない」という選曲基準は案外悪くないと自画自賛している。そういう意味では(迷・厭・騒ではあったが)今年のフランクのソナタなどは、結構明るく爽やかなメロディで、最後の最後までみんながハッピーになれる曲調だったのではないだろうか。同じような雰囲気の曲だと、エルガーの「愛の挨拶」とか、チャイコフスキーの「なつかしい土地の思い出」なんかが良いチョイス。

 さて、そんなことも考えつつ、でも、次回はヴィオラオリジナルにこだわろうか…どうしようか…悩みつつ、YouTubeで演奏動画なども見ながら考える。今まではブルッフの「ロマンス」を弾きたいなあと思ってもいたけれど、なんか今回は敢えて推す気にならず、保留。この間のハッピョー会の演奏の感じだと、シューマンの「アダージョアレグロ」も厳しそうだからパス。そんなこんなで残っているのが

  1. ロンド  94 (A.Dvořák)
  2. Allegro appassionato ( Bridge)
  3. ソナタ( Clark)

辺りだろうか。いやいや、2とか3って難しすぎるかもしれない。けれど、ヴィオラオリジナルでこんな味のある曲があるぞー、という魅力については充分語れる曲だ。

そして1.は、この間ササヤで楽譜を見つけたから買ったけれど、オリジナルはチェロのための曲。だから、これは「ヴィオラオリジナル曲」を優先順に挙げがちな私であれば本来候補から外してもいい曲なのだが…

まあこの辺りを年末まで弾き比べて選ぶことになるか、急遽「これやりたい!」が降ってくるか、さあどうなるか。

2023Va発表会

今年の曲目は

ソナタ 4楽章(S. フランク)

だった。

 本当は、自分の中でVa発表会では「ヴィオラのオリジナル曲」の中から、「オーディエンスが辛くならない曲」というのを選曲基準にしているので、フランクを弾くのは本来マイルール上は「反則」ではある。しかしながら、この曲はどうしても弾いてみたい曲でもあったので、今回無理押しして弾くことにした。割と旋律がハッピーになれる曲だし、最後も華やかに終わるので、まさに発表会や演奏会のステージ上でのまとまりもいい。

 出来はどうかと問われると…完成度はまだまだ改善の余地はあるけれど、いろいろ怠けたり練習に専念できないときもありながら、「それなりのパフォーマンス」はできたのではないか、と思う。勿論、もっと練習して制度を上げて今後の持ち曲にしたいくらいでもある。

 鋸挽き生活復帰後、毎年のハッピョー会出演はノルマになっている。なんか、断れない。笛道場は「2年に1回で~」でも「あっそう」で終了だったけれど、グルジア人先生のもとでは「日頃のレッスン、練習、そしてハッピョー会、出る、何弾く」が一つのセットになっているようで、あ、もちろん断ることはできるのだが、多分出ないというと熱く「出た方がイイネ」と説得される。説得に負ける、のではなく、実際に「出た方がいい」のが事実なのだ。

出来た、なんて感じることは殆ど無いが、出来ないなら出来ないなりに、出来なかった要因とか次回までに注力してステップアップしたい点が見つかってくるから。

今年は総勢19人、子どもは例のMさんのお嬢さん1名(小学校2年生)だけ。子どもが減ったこともあるし、更に出演者の顔ぶれのせいか、平均年齢がぐっと上がった(over 60はいっている気がする)。逆に言えば、いくつになっても演奏活動を楽しめる、楽しまねば、という将来像を見せてもらえるので、勇気づけられる。

ベテランの2人は今年は「シューマン対決」だった。「おとぎの絵本」と「アダージョアレグロ」。

「おとぎの絵本」は弾くことは無い(と思う)が、「アダージョアレグロ」は、今年の選曲に載せて一瞬で却下された、のは、そういうことだったのね。。。

前回のように、曲目完全重複は無かったけれど、どうしてもバッハ、テレマンは必ず誰かが弾くので、それにも被らず、(そしてもちろんVaオリジナルで、という要件付きで)の選曲は結構困難を極める。発表会が終わるなり、「次の曲」を考えねばならない。

ヴァイオリンの弦を返品する(交換をもくろむ)

さて、気が付いたらヘリコアの弦はヴァイオリン用だった問題。

購入したのは6月半ば、それからほったらかしにして今に至る。でも、使う当ては無いので、ゴミ箱に行く…のも勿体ない。

だいたい、店主のキャラを知っているので、この顛末を相棒に話した時も2人で「さもありなん」というオチが付いたくらいだ。とりあえず、ダメもとで「交換してください」と訴えることにしよう。

 昨日の晩に、事の顛末をメールで書き送った。「そりゃ、すぐに検品しなかった私も悪うございますが、でも、使えないものは使えないから交換してちょーだい」と。。。

 今日の昼には返事が来て、「手元にある弦を送ってくれたら(交換品を)送ります」という回答が来た。ヲイヲイ、それでいいのかよ…まあ、ここはぐっと堪えてジャパニーズサービスクォリティ、とか、ホスピタリティ、とかは考慮に入れないようにしよう。大事なのは返品交換ができることだ。

 その日のうちに交換希望品をひとまとめにして、大きめの封筒に突っ込み、さて何で送ろうかと一思案したけっか、クリックポストを使ってみることにした。この際もう急いでも仕方がない。追跡だけは機能として欲しいので、あとは向こうについてからのやり取りを待つとしよう。

15年ぶりくらいに新しい弦に出会う+弦交換(D線、G線)

そんなわけで、手元に予備の弦が無い。G線は外してしまった。…となると、買いに走らないといけない。

地元ですぐにヴィオラ弦、しかもヘリコアを買える場所が思いつかなかったので、取り急ぎ以前購入歴がある梅田のクロサワバイオリンに走る。あそこは楽器もたくさん置いてあるし、ヘリコアならメジャーだから常備があるだろう。そして今度は自分で買うからしかと目で確かめてからヴィオラの弦を買おう。と、終業後に勇んで梅田に出たが、なんと、クロサワにしてヘリコアは品切れであった(呆)。しかも、ちょうど欲しいGとDだけ無くなっているという…

 何かを買って帰らないといけないので、「ヘリコアに似たテクスチュアの弦、ちょうだい!」とお店の人に相談する。スタッフの方、結構マニアで弦の種類に詳しくて、「それならば、トマスティークのVisonとかいかがですか」と勧めてくれた。へーーーー。出たのは知っていたけれど、買うのは初めてだ。セットで張るよりは、私のように真ん中2本、とか使う人にお勧めで、音の立ち上りはいいけれどギラツキは少ない、というので、まさに好みの音色なのではないか、と思い、とりあえず急いでいることもあってお買い上げ。(そして、気に入るかどうかは分からないので、とりあえず1本ずつにしておいた)だって、高いし。GとD買うだけで6000円以上吹っ飛んだ。ヘリコアなら(それぞれの弦を)2本買える値段だ…というのは言い過ぎかもしれないけれど、ヘリコアの「安さ」は確かに魅力で、それもあって今まで弦の種類を変えることが無かったのだ。

 まあ、こういう機会でもないと新しい弦を試そう、という気にもならないしな…

 そして、つい先日D線を交換したけれど、それは外して真ん中2本、DとGを両方Vison Soloに張り替える。

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G線を交換しようとしたら、まさかの…

 昨日のD線に続いて、今日はG線を替えよう、と思い立った。そうでなくてもG線はすぐに切れる運命にありがちなので、このタイミングでえいやっと…と思ってヘリコアの袋をベリっと破ろうとしたらプラスチック製の袋で硬いのではさみで端っこを切って開ける。

 やっとこさ弦を取り出して張ってみる、が、なんか短い。…ヘリコアってロングスケールとショートスケールもあるから、そっちが届いちゃった?でも、なんとか使えるかな?うーん、でもツンツン?ショートにしても短すぎない?

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 もやもやした気持ちでパッケージを見たら、驚愕の事実が発覚。

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「ヴァイオリン」「4/4」と書いてあるではないか‼

まさか…まさか…注文を間違えた?(注:この弦は通販で購入したモノなので)

ビビりながらメールボックスを漁る。幸いにも、注文メールがまだ残っていた。6月に買ったものだ。しかも、この弦以外にヘリコアのストックは無いから、6月の注文時にヴィオラとヴァイオリン間違って届けられたものと思われる…

 

lebentur105.hatenablog.com

 

更なるオチは、GとDを2本ずつ頼んでそれぞれ2本ともヴァイオリン弦で届いているので、肝心のストックが全くないという事実。さあ、どうしてくれよう…