Musik und...

2017年5月に入手したNUVOから始まったフルートと、再開したViolaとのお付き合いメモ。個人的な記録なので、突然公開停止にする可能性も有り。

Flレッスン#98 嗚呼、発表会に出るつもりが翻意に

本来、金曜の晩が笛道場だけど、20日の晩は先生の都合でキャンセルになり、代わりに指定されたのが今日日曜日の夕方。もともと予定は無かったので、無問題だ。

土日があったけれど気分が乗らず(体調がイマイチの時に、笛のような高周波は相性が宜しくない)、全く吹かずに道場入り。

直前に、大学の同窓会のお知らせが舞い込んできた。幸か不幸か、発表会の予定日と同日だった。基本、double-bookingになったら、先に決まった予定を優先させるべきなのだろうけれど、この同窓会は「毎年やっているやつ」ではないので、後から入った予定だけれどこっちを優先させる。biennaleの心積りだった発表会はtriennaleに変更になった。

私のフランクはどうすりゃいいのだ。教室に着いて最初にその話をした。

そうすると、先生は「自分の方の教室の発表会に出る?」と訊いてきた。そうか、先生は地元でも教室を主宰しているのか。ただ、奈良の、これまた遠くだった記憶があるので、積極的に「はい、ハイ、はーい!」と言うわけにもいかず…今のところは発表会をトリエンナーレにする方向。

フランクが宙に浮いてしまったので、ケーラーのエチュード に舞い戻る。

#12。いちおー、33−1は15曲編成。12も含めてあと4曲。当初は年末までにこの33−1が終わらないかなあと思っていたけれど、夏過ぎ辺りから練習熱が失速したので(あと、#11がやたら難しかったというのもある)、未だに4曲残っている。

#12は拭いていない割には理解不能な曲ではない。ただ、Es−DurではいつもEsとFの指遣いを間違える。左手の人差し指がスムーズに「押したり、離したり」ができていないのだ。こればかりは運動なので、練習回数を増やして身体で覚えていくしかない。

で、笛道場は27日までキッチリある。あー、一応、練習しないと、33−1の「上がり」が遠くなる、ので、ちょっとは自宅でも音出ししないとなぁ。

そういえば、いつも金曜日はほぼほぼ他の先生がレッスンしていることは無いのだが、日曜は2名の先生がレッスンしているようで、他の先生の風情をチラリと見るのも面白かった。

生徒待の先生がピアノを弾いていたり、いつもテレマンのステージでお見かけしている森本センセイなどは、縦笛を吹いていたり。

Vaレッスン#48 年内最後のレッスンはバッハに始まりバッハに終わる

11月の後半からはレッスンが毎週なので、「月に2回」といいつつ、ちょっと慌ただしい。

あんまり練習はできなかったが、気持ちだけはやる気を持って、鋸挽道場に挑む。道場が近いと、よほどの体調不良や天候急変でない限りはレッスンに行かねばならない、いや、サボる口実があまり無い(笑)。

前回のレッスンで、次回の発表会の曲がコダーイに決まったけれど、コダーイはあっさりスルーされて、今日のレッスンはみっちりバッハだった。それしかやらなかった。まあ、バッハを弾くことはすべての基礎トレに繋がるし、クロイツェル の#13をやるのと同じだし。

基本、3弦をまたぐときにはボーイングが人為的になりがち。「滑らかに」移弦すること、かつ、隣の弦は「そんなに遠くない」ことを心得る。

更に重要なのは、「同じ弦の上を弾く時は指をキープしておく」、「隣の弦でも、押さえたままで弾ける時は極力押さえっぱなし」。無意識のうちにパカパカ指を離す癖があるので、意識して「どれは押さえたままか、どれは離してよしなのか」を認識することが大事。

そして極め付けは「2−3の指の間を意識して拡げないといけない瞬間」を見極める。3が開かないことで音程が下がっている箇所アリ。イメージとしては前後(2を奥に、3を手前にグッと持っていく感じ)。

年始も直ぐにレッスンがあるし、また1週のインターバルなので、年末年始に練習のやり溜め…と思いつつできた試しがない。ははは。

そんなこんなで、来年も亀の歩みで精進だ。

Flレッスン#97 気力が湧かず休む

Xデー効果か、昼までは行く気満々だったのに突如動けなくなってしまい、レッスンに行くのは無理と判断。

笛道場に電話をするのもしんどかったが、なんとなく自分の中で「無断欠席だけはしたくない」と、最後の気力を振り絞って電話する。

すると、「来週20日のレッスンはやめにして、22日の日曜日に代講でもいいですか?」と受付の方から打診を受ける。

いいですよ、と答えたが、時間の指定はまだ無い。電話がかかってくる筈だが、早く決まる方が安心できるんだけどな…

練習記録

フランクのソナタ

最初はフレージング感を持つこと。

PCの電子音の様に、縦でプツプツ切れてしまうようなノリはNG。

あと、調子に乗って速く吹きすぎないこと。

(中間部に八分音符の羅列があるから、弾けなくなるよ!)

 

八分音符の展開部を少し練習。

D-Dis-Eの並びや、Cis-Dis-Eの並びがキライ。

 

途中から「激しく転調」するところは、臨時記号だと読めないので、「何調」かをあらかじめアタマに入れておく必要があるな。。。

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吹くだけが練習じゃなくて、楽譜の解析も練習のうちだ!

練習記録

Bachの復習

特に後半。

スラ―になった箇所はボウイングが慣れていない。

あと、フィンガリング、イモムシ状に下がってくるところ。

最後のDを開放弦ではなく1できちんと音を取るところ。

 

クロイツェルの復習

#13と#24を中心に。

確かに#24は、1-4で片っぽずつ丁寧にオクターヴの音を拾っていけば、ゆっくりならばできるようになる。

#13は「ものすごい左手の拡張」で手のひら全体に緊張が走るフォームがある。

それを続けると手がぶっ壊れるので、「その瞬間」のカタチキープと、「緩めるべき瞬間」の見極めが大事。

 

Vaレッスン#47 来年のハッピョーカイの曲が速攻決まる

ここのところ毎週のレッスン。

ちなみに来週もレッスン。2019年はそれで鋸挽道場終了になる。

おっと、今週は2回くらいしか練習してない…

けど、レッスンはバッハをみっちり。

前半はともかく、後半はボーイングも怪しく、ボロボロですな。

久々に「練習、足りてない」が出た…はい、最もです。

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36小節目、Fisの音を1で取り、次のEも1で取る。

だんだんと指を伸ばしてポジションを降りる。

(一気にガッと動かすわけでは無い、こういう移動の仕方もある)

 

39小節目以降、下のDの音は開放弦ではなく1を弾くこと。

 

そして、ハッピョーカイの曲は、候補を4曲持っていった。

本気から冗談まで含めて。

1.コダーイ/アダージョ

2.ブルッフ/ロマンス

3.グラズノフ /エレジー

4.フランク/ソナタ

 

4.のフランクのソナタは冗談だ。

グルジア人先生は笛道場の発表会でこの曲をやることを知らないので、まさかこっちでもこれを選択されたらフランク地獄になってしまう。それはそれだが…

「全部いい曲、いつかはやった方がイイネ」と言いながらも、

今回のチョイスは

1.のコダーイになった。

まあ、上の4択の中では面白みがある曲だろう。

というわけで、2のブルッフと3のグラズノフ は3回連続で候補から落選している(苦笑)。

次も出すかどうかは分からないが…

というわけで、年明けから(いや、来週から?)は、コダーイとの格闘が始まる。

楽譜はもちろんEMB版だ。

 

コンサート鑑賞記:ゴールドベルク変奏曲(高田泰治)

三宮の駅前にあるミント神戸

たまに最上階(神戸新聞のカルチャースクールにもなっている)を会場にしてコンサートをやっているらしい。

今どき「往復ハガキで申し込み」ってのが驚きだけど、そのアナログ感が気に入って申し込んでみた。ら、当選してしまった。

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高田泰治さんは、テレマン室内オーケストラとよく共演している。ブランデンブルク協奏曲全曲演奏会の時なども華麗な通奏低音を担当。パフォーマンスが冴えているので、独奏を是非聴いてみたいと思っていたところに、このタイミング。

で、今日は30+アリア2回を披露。

二段チェンバロでの演奏だったけれど、こぢんまりとしたサロンではちょうどいい音量。

そして、「眠くなる」曲の筈が、意外にエキサイティングで、聴いてると眠れなくなるんだな…

というわけで、素晴らしいパフォーマンスに圧倒され、お腹いっぱい胸いっぱいの晩になった。

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すんごい基本的なこと

ポジション移動の「その瞬間」は手指の力を抜く。いや、抜いても構わない。そして、力を抜くことが手指のかたちを保持しない、ということではない(=力を抜いてもかたちはキープできる)。

それが腑に落ちたのが大きな収穫。

 

コンサート鑑賞記:ジャン-ギアン・ケラス アレクサンドル・タロー デュオリサイタル

相棒がチェロ轢きなので、ケラスの演奏はたまに聴いていた。

あ、生ではなく、録音(CD)で。

なかなか斬新かついい演奏をする人だなあ、と思っていたが、たまたま近所のホールでコンサートがある、というのでやってきた。

なので私はどっちかというとケラスに注目していたのだが。

 

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 結論から言うと、

「素晴らしいデュオ」だった。

の一言に尽きる。

プロだから、「音はそれなりに出ている」演奏をする人はごまんといるのだけれど、ちゃんとお互いがやりたいことの意図を酌んで、それぞれの良さと曲の良さを最大限に引き出すパフォーマンスをする演奏ってなかなかない。

そういう意味では、今回の曲目は彼らの「好きでかつ得意なラインナップ」なのだろう。

1曲目の冒頭、ドビュッシーソナタからしてやられた。

やっつけだけの合わせでは絶対にできないよ、あれ。

フランスのエスプリが薫る…と月並みな表現になってしまうけれど、

2曲目のブラームスにしても、音楽と表現が身体の一部に染み込んでいるからこそ、あそこまで表現力を追求していけるんではないかなあ、と圧倒された。

後半は小品がずらりと並ぶ。

ショパンの「夜想曲ノクターンね)」から始まったのだが…

ポッパー編曲だけあって、やっぱりショパンというよりはポッパーな音楽になっていた。

最後の「ハンガリー舞曲」など、良い意味での「やりたい放題」だったな。

ホールの年齢層だと、あのはっちゃけぶりは理解してもらえたのだろうか。

こういう演奏を聴いてもっと若い層が楽しくクラシックと生活を共にできるようになったらいいのだけれど。

上機嫌の彼ら、アンコールは3回、3曲も弾いてくれた。

すんごい充実した、音楽観が変わるコンサートだった。

 

 

Vaレッスン #46 またまた増える課題

11月中旬からは毎週末がレッスン。

一応、ほんの少しでも練習したほうがいいか、と、3回くらいは練習の時間を持った。

音階はいつも弾くとして、クロイツェルもいきなり「弾いて」といわれるので、常に練習しておく。

#13のBachもどきと、#25のオクターヴは弾いてみないとコツがつかめないのでコツコツ練習。

いざ道場にて。

今日は音階はパスして、いきなりクロイツェル。

2番はいいから、といって#13やって、となった。

はぁ、やっぱり…ひたすら1の指をキープ、あとはほんの少しの弛緩がキモ。

#16のトリルの練習も、「今度は高速で弾く、3-4と2-3だと低いほうの指を離さないこと、そうでないと間に合わないヨ」と釘を刺される。

 

今日はクロイッェル#13、#16、#25で更に#24が追加になった。

#24の方が#25より「カンタン」と言ってたがホンマかいな…

とりあえず、#24と25の攻略法は、下の音→上の音→オクターブ同時に弾いて合ってるか確認、の地道なステップ。

最後にバッハの出だしを齧る。「ソレシ…」の移弦を滑らかに。カク、カク、カク、では駄目。

そしてお決まりの、「年明けからは次のハッピョーカイの曲、決まるカラ」宣言が飛び出す。

「全般的にgood」と一応お褒めをいただいたので、この調子でがんばるか。

断然おだてに弱い人間なのだ。

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