GW明け最初のレッスン。
(私が通っている笛道場は、GWや盆正月はガッツリ休業する。あまり商売っ気が無いようだ)
かく言う自分は前述の通り超長い10連休あっても殆ど練習せず…
それではさすがにいい音が出るわけがない。
毎日ちょっとでもいいから楽器に触ること。それが楽器との相性を良くしていくTIPなのだろう。
さて、いつも道場に行く時は、よほどの悪天候でない限り、十三で乗り換えて三国から歩くようにしている。
その方が経済的だし、健康にもいいからだ。しかし今日は途中駅から記憶が無くなり、十三で乗り換えるどころか、終点梅田に着いた時点で親切なおばさまに「終点着きましたよ」と起こされる始末。
ヤバすぎるくらい疲労しているのだろうか。仕方なく久し振りに御堂筋線に乗って道場に向かうことにした。
久し振りに楽器を吹くと、息が全然入っていないのが分かる。吐いても外に漏れて菅の中に息がちゃんと吹き込まれていない、相当な息の無駄遣いな様子。
毎日練習できていた頃は、ベストポジションを身体が覚えていた。
最近は毎日は吹けていないので、退化しているのかもしれない。
そしてタファゴーを。Dの前の♭だらけの調がとっても苦手だ。もっと集中的に練習せねば。
#8は曲の流れを意識するように。全ては練習時間(長さじゃ無くて密度の問題)によるものだと痛感。
で、笛先生、頭部管買い換えようかと新しいのを持ってきていた。買い替え候補のヘッドは、今お持ちのものより更に重量級、ズバッと音が決まる鳴り方で、私は好みだった。ただ、軽い華やかな感じの音が好きな女性なんかは選ばないタイプかも知れない。
しかし値段聞いてビックリ。中古らしいのだが、それでもその金のヘッド1本の値段で総銀の笛1本買える値段ですからねー。
そんな先生でも、私のパウエルさんは「よく鳴る楽器だ」と少し羨望の眼差しだ。ひょっとしたら私の笛は「当たり」だったのかもしれない。