昨日の笛道場で既に体力気力が完全喪失していたのだが、今日は鋸引き道場(=Vaレッスン)。
こっちも殆ど練習ができていない、が、2回くらいはスケールの練習をしたっけ。
笛と違って、晩少しだけ遅くまで弾けるのがメリットだ。
(笛の音は良く抜けるので、晩20:30を過ぎて練習するのはちょっと近所迷惑と思って自粛。ヴィオラはそこまで音が抜けないので、21時、場合によっては弱音器を付けて21:30くらいまでならま、いっか、と思っている。ちなみに我が家の練習部屋は入居してすぐ二重窓に改装し、床はチェロの振動対策に耐震ゴムマットを敷いているので、他のフツーの部屋よりは音対策している。)
で、今日はレッスンに行ったら、
「暫く帰国したりあっちこち行くから次のレッスン1ヶ月後ネ」
はいはい、覚えてますよ。
ということで、発表会の曲、テレマンだけをガッツリやって宿題の確認モードになった。
出だし、ボーイングが変わる。うん、個人的にはアップで弾いた方が馴染むからそりゃそうだなぁ、と。
前回から苦手意識のあった重音の前。
実はここにもキモがあって、Hの音とEは隣同士。
ただ、「GとCの弦を同時に押さえるのではなくて、Hを押さえた指をC弦に転がす−傾けてEを押さえる感じ。」慣れないとできないので、これは要練習。
で、CisとAは隙間が無くくっつく。Gは自分の思っている以上に高いところ。(先生は3でもいい、と言うけれど、私は4じゃないと弾けない)
中盤のちょっと盛り上がるところ、此処も、弓使い統一のため、ダウン、ダウンにボーイング変更。
慣れてみないと分からないけれど、書いてある通りだとちょっと無理くり弾いていた感があるので、慣れればこっちの方がいいのかも。
そして最後、再び重音とその前。
Hを2で弾くならば重音のFisの音を3で弾くために手首、手全体ではなく、手の甲(につられて指)をちょっと手前に引っ張る。
Hを3で弾くなら、前に出た「ローリング奏法」になる。
リスク回避のためには前者だろうか。
テクニック的にはそんなところだが、
「エチュードみたいに弾いてて、曲じゃないネ(曲想が全く付いてない)」と…
はい、音符と音程を一致させるところまでようやく来た、というところなのだ。
(聴くのは簡単だけど、いざ弾くとなると舐めてはいけない曲というのがよく分かる)
先生は意外にペシミスティックなので、「もう、時間無いヨ、練習しないとアブナイネ」と脅す…
気がつけばもう5月も末に迫っているし、確かに時間はそんなに無い。
そろそろ本腰を入れて「曲」に組み立てていかねば。
今日は45分だったけれど、アタマを使いすぎて、レッスンから帰宅早々昼寝モードに突入。