なぜならば、次のアンデルセン#4は、奇妙奇天烈な曲(少なくとも、今までの自分が演奏してきた曲の中には例を見ない旋律、和声)なので、初見とかで吹ける曲ではないから。
音のイメージがつかない、ということは、「次はここかな」という旋律の予測がつかず、よって指も動かない。
ただ、同じ旋律がしつこいほど繰り返されるので、このテーマ旋律をきっちりと覚えこむことが大事とみた。
転調にしたって、落とし穴だらけだ!
14:00-14:45
<レッスン内容>
スケール
<ひとこと>
今回は、割とレッスンまで練習時間が取れた方。
自分でも調子がいいなぁと思っていたが、珍しくレッスン終了時に「very good」と褒められた。
なんか、グラズノフを少し消化できたのが大きいかな。
今回は初めてエレジーを最初から通奏。
最終フレーズや、再現部の直前のA線の高い音連発も、割と弾けていた。
フラジオを弾く時に「そんなに」移動せずとも音は出る。「出さなきゃ!」と変に意識して、左手を動かしすぎないのがキモ。
発表会は、正式に案内を渡される。10月10日、体育の日じゃなくて、普通の日曜日。
会場は例によって心斎橋だ。
そう言えば、レッスン終わりに発表会の案内を渡された時に、「帰りに清水湯に寄って帰るのが楽しみ」という話をした。
19:40-20:20
<レッスン内容>
ソノリテ3音ずつ
Andersen op.41 #2→OK
#3をかじる
<ひとこと>
今日は前々コマに見慣れない人がいた。
就活みたいなパンツスーツ姿の若い女性。白ブラウスじゃないから、新入社員で、新しいレッスン生かな?
ちなみに、先生は木笛を吹いていた。何やら、狙っていた楽器が中古市場で出てきたとかで、買い取りするかどうするか迷っているらしい…
同じフレージングでも、木で吹くのと金で吹くのととは違うなぁ。木の音は温かみがあってまろやか。でも、それは逆にいう金属から出る「粒感」(ソリッドな立ち上がり)から離れる。
正しい、正しくないとか、良い、悪い、では無い。好みや曲調に合うかどうか、の問題だろう。
個人的には、「シランクス」はやはり金属笛でビュッと飛んでくる音がいいと思う。でも、管組みたいなバロック、小編成ならば木製フルートのアナログ、多孔質っぽい響きも美しい。
「へー」だったのが、フルートって、木で作ろうが何で作ろうが、「内径」は同じということ。ま、音って物理現象だから、波動を同じにするためにはそうなるのだが。で、金→銀→木の順で、結果的に太くなる。
だから、金のフルートと木のフルートと持ってて、取っ替え引っ替え吹く人って、演奏感かなり違うと思うんだけど、何ともないのかなぁ…⁉︎
週に1日、時差出勤の日がある。起きる時間は変わらないから、1時間ほど自由な時間ができるので、練習にはもってこいだ。
しかし、今日は朝食を食べるまでは「練習するぞ」という気持ちがあったのに、朝ご飯を食べ終わり、溜まった洗濯物をたたみ終わったら、週末の疲れがやってきたのか寝入ってしまった。気が付けば出勤しなければいけない時間になっていたので、朝練は夢へと消えた。
帰宅後、少し遅い時間だったが、1時間は練習ができる時間帯だった。笛をやるか、鋸挽きをするか。
迷ったうえに選んだのは笛だった。鋸挽きは来月のレッスン迄少し時間的余裕があるけれど、笛は最近下手すりゃレッスン場でしか吹かないのだ。
デンマーク人のエチュードは、時々不思議な旋律で、今までの感性での常識が通用しないことがたまにある。だから譜読みをちゃんとしっかりやって、身体に染みわたらせておかないと、「演奏」ではなく「音を出す」レベルで終わってしまう。
なので、30分程度♯2の譜読みを実行。
スタッカートで5度の跳躍を中心に、上がったり下がったり。長時間やり続けると結構疲れるやつだ。
先週に引き続き、Vaレッスン。
今日はスケールは無しで、エチュードから。
#2を弾いたけど、若干焦っていたかも。弾いたのはこれだけだったが、他の8、12、16も「常に練習しておく」課題、と釘刺される。
続いて久しぶりのバッハ。なんとなく予感していたので、家で何度か弾いてはみたものの、絶対量が足りていないのは事実…
「これ(プレリュード)できなければ、次やっても、仕方無いカラ」だそうで、先に進めません。
そしてグラズノフは、後半のフィンガリングチェック。あーれーれーあやふや、カオスなところも多いぞ⁈
というわけで45分あっという間に終了。
今日は「時間無いヨー」だった。上中下なら上ではない、中ってところか。
発表会後の初レッスン。本当は先週がレッスン再開日だったが、急遽休みになって、なんでやと思ったら、先生いま流行のコロナ濃厚接触者認定されちまい、暫し自宅待機を余儀無くされたから、らしい。
ちょうど発表会の前にケーラー1巻が終わってしまい(ある種強制終了かも)、じゃあ何やるか、という感じだったので、とりあえず家に買って置いていたアンデルセンを持参。
アンデルセンて何者や、と思ったが、笛業界では(逆に言えば此処でだけ)有名な方ですな。音大やプロを目指す人は、皆さんop.21を練習されるのだろう。かくいう私は、基本を忠実に押さえる為に、op.41を選択。コレってマイナーだよな。練習ブログとか、フルーティストのコラムなんかでもやってるっていう人見たことない。
ただ、多くの人がやっているから、をやる理由にするのではなくて、自分に必要なメニューをやるのが本来の練習。
で、アンデルセンの#1は、音階の練習、かと思いきや、所々跳躍があったりと、小憎らしい演出がある。
基本、低い音になったら息を緩めるイメージ。逆に高くなる時は息をまとめる。ただ強くするのではない。3度、4度、オクターブと、音が離れるほど、緩める/締める強さというか感覚が強くなる。全部同じではダメ。
とりあえずほぼ初見だけど、とにかく綺麗な音で演奏することを目指して吹いたら合格。
次の#2はスタッカートの練習。