まだ笛を始めて半年も経っていないのだが、始めたときからの野望がある。
還暦の時にもまだやめていなければ、ちょうど20年。記念になるから、その時には「金の笛」を買おう、という夢(のまた夢)。
幸い、ヴィオラは一生もののいい楽器を持っているから、楽器を買い替える必要は全くなく、今後必要なのはメンテナンスだけ(のはず)。
笛については、今の楽器も吹こうと思えば残りの期間一生吹き続けることもできる(だろう)。
だけど、管楽器ってどこか消耗する、消耗品という概念がユーザーにもディーラーにもあって、「次」を常に考えているプレイヤーが多いんだろうなあ。
ちゃんと吹いたこともないのだが、なんとなくぼんやり望んでいるのは、「ムラマツのK9」か、「パウエルのオーラマイト(内銀外金)」がいいかなぁ、ということ。
金だったらカバードというチョイスは恐らく無いだろう。
H管にするかC管にするかは、その時の気分で決まるだろう。(でも、なんとなくH管に流れそうな気が今からしている。今の時点でH管が欲しいとは思っていないが、「無いものねだり」だろうか。)
今の楽器がオフセットリングなので、オフセットリングにするかインラインにするかは分からない。今の楽器を長く吹きすぎると、インラインは吹きづらくなるかもしれない。
インラインを選択した時点で(おそらく)Eメカは無しになるのだろうけど、Eメカは現時点ではそこまでこだわってはいない。(「無いと困る!」とも思っていないが、「ついていないと嫌だ!」でもないし、「付いていると困る!」ものでもない。)
いろいろと妄想(だけ)は膨らむが、あと20年、やるべきことは、「笛吹くのをやめないこと」と、「笛貯金を続けること」だけ、だな(苦笑)。