笛先生に紹介されたリサイタルに。
いろんなフルート吹いてくれたので、さながら吹き比べ、品評会(本人談)モードで面白かった。
個人的にはパウエルの音がやっぱり気に入った。自分の楽器に通じる抜け感のある、ともすると直線的な跳んでくる音。
他にもヘインズのK14、更にK14×銀メカの組み合わせ、そしてご本人のものと思われるオールドヘインズ(1959製らしい)。
ヘインズの笛はどれも、薄霞がかかった質感がある。
パウエルの音を直線的、どぎついと感じる人はこの角の取れた(あるいはエッジが効いていない)まろやかなこの音色をよしとするのだろう。
オーディエンスは100人ちょっとだろうか。満席だった。
アンコール4回はさすがにやり過ぎ?笑
チェロ組曲は「CD出したから…」と言い訳してたけど、うん、曲目に敢えて入れる必要は無いよね。
フルートソナタBWV1030(あれ?1020?)はいつかやりたい。
H管使うとやっぱり右端は(かなり)下に下がるよね~、とか、そのせいなのかアンブシュアが左に寄ってるよね~、とか。。。
いろいろ勉強になった晩だった。