Musik und...

2017年5月に入手したNUVOから始まったフルートと、再開したViolaとのお付き合いメモ。個人的な記録なので、突然公開停止にする可能性も有り。

ヴィオラ弦の最適化:結局結論は出たのか、出ないのか

あまりに何度もG線が切れるので、弦のブランドを変えるのも一興かと思い、乗り換え先候補をネットで探してみる、が、芳しい情報は無い。

昔に比べて弦の種類は増えているのか減っているのか…そもそもヴァイオリンに比べて選択肢が少ないし、使用人口も少ないので、ネット上での反応も少ない、という当然の結果。

 

情報量の少なさに悶々としながらも、だんだんと今の求める方向性について分からなくなり、文字にしてみようと試みる。

【主訴】

・毎回、切れて交換するG線ってなんとかならないの

 →なんでG線だけ切れるの(D線もヘリコアですけど)

 →ヘリコアって切れやすいの?

 →切れにくい弦って何ですかね

 

G線が切れるたびに、この疑問は毎回湧いていた、のだが、結局、気が付いたらヘリコアを買ってきて張っている。あるいは、予備弦にまたヘリコアを買っている。

 

冷静に考えてみたら、ヘリコアG線は「(他の弦に比べて)かなりの頻度で切れている」が、それでも1週間とか1ヶ月で切れているわけではない。

今回は割と短くて6ヶ月だが、その前も6ヶ月~1年だ。

逆に言えば、「切れる周期=弦の寿命」じゃねの?!と。

本来、ナイロン弦なんかだったら、「3ヶ月に1回」というのが定説で、半年以上同じ弦を使い続けていたら、「は?!」という感じだ(それでも、実態は半年以上使い続けることもあるけれど)。

昔々の集まりで、「10年以上弦を替えてない」としれっと言っていたVn弾きの人がいて、びっくりした記憶がある。一体、何の弦を使ったら、そこまで耐久力が有るのだろうか。あまり褒められた話では無いが…

話が少し逸れたけれど、冷静に考え直せば、

・半年以上経っているなら、そもそも交換の時期を過ぎてる

・理由が「切れる」でなくても交換は必須

・「切れる」以外に、乗り換えの積極的な理由が(実は)あまり無い

のだ。

別のブランドを試したい、と思うが、それにあまり積極的にならない理由として、

・安定性:ヘリコアは交換してすぐでもチューニングが安定している

・音質:大きめ、かつパリッとした明るく、こもらない音が、楽器とも相性がいい

・安定供給:何処でも売ってて買いやすい。そして、安い

…この3つの理由って、結構大きな要因じゃないかと、我ながら実感してきた。

何より、「安い」って、素晴らしい。勿論、安けりゃ何だっていい、というのではなく、私も含まれる、多くの中提琴奏者が納得賞賛するクォリティの上で安いのだから、文句のつけようが無い。

いや、本当は、ヘリコア以外のお気に入りとしてよく上がるエヴァ・ピラッツィ・ゴールドとかに替えてもいいかな、という気持ちもムクムク湧き起こるけど、お値段見た瞬間、「…出直しまーす」となっちゃうのだ。

つまるところ、自分にとって、ヘリコアは消極的な選択ではなく、積極的な選択の部分も大いにあるわけだから、「切れたんだったら、新しい弦に交換すればいいじゃな〜い」という、ただそれだけ、なのかもしれない。

 

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これが長年の定番