芸事は一日では上達しない。
それは明らかで、日々の地道な努力が、遠い将来の上達に結実するんだろうけど、
同じ「楽器」でも、上達具合が違うなー、と。
笛をナメている訳ではないけれど、「管楽器」と「弦楽器」では、弦楽器の方が上達に時間がかかる気がする。特にヴァイオリン族。
と考えると、笛と鋸をevenな時間量練習していたら、笛の方がレヴェル的には上にいける可能性があるかもしれない。
逆に、どっちも「そこそこ」レベルまでいきたい、と思ったら、鋸引きの比率を高くしないとダメ、っていうことか。
2時間の練習時間がある場合、1時間×2じゃなくて、笛40分、鋸引き80分くらいがいいのかも。
《追記》
前にも書いたけれど、笛オンリーとかヴァイオリンオンリーじゃなくて、「他の楽器も齧る」という人、結構多い。
その場合、Vn(やVa)やってて、笛に移行というパターンと、その逆(笛→Vn)というパターンを考えたとき、笛が最初の人は辛いだろうなぁ…と。
Vn族は、本当に「まともな音」が出せるまでにとてつもない時間を要する。かくいう私だって、まだ開放弦すらままならない。納得いく奏法を体得していない。
その辺りを考えると、ほぼ同時期にヴィオラを再開したのは面白い実験だと思う。