Musik und...

2017年5月に入手したNUVOから始まったフルートと、再開したViolaとのお付き合いメモ。個人的な記録なので、突然公開停止にする可能性も有り。

2本の笛を吹き比べると

既に記事にもしたけれど、1ヶ月くらい前に笛2号さんを入手した。

私にとっての「笛1号」がパウエルなので、標準がパウエルになっているのはどうなのかな、と思うところもある。

他の笛と比べたことは試奏の時くらいだけど、直感的にパウエルと相性がよいのだろう。

あと、リングキーの音の抜け感も好きで(パウエルはそもそもカバードの楽器を作っていないのかな。パウエルのリング-カバードの比較をしたことはない)。

笛道場で先生が使っているムラマツの楽器は、ムラマツの音がする。

(正直、ピッチとかが、自分の感性とマッチしないというか…最初は先生の個性かと思っていたけれど、先生が私の楽器を吹くと違う音だから、楽器の音としての好みだと分かった)

笛2号さんは、あくまで「日常使い用」ではなくて、サブ楽器なので、旅行の時にはこっちで練習することになる。

 

昨日は時間があったので2本吹き比べてみると、いつもパウエルだとすんなり音程が取れるが2号さんは音程を正しくとるのに苦労した。(ヤマハなのに!)

吹き方のクセ、習慣のせいだと思う。

 

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 笛1号=パウエル(下)と笛2号=ヤマハ(上)。

 

あと、笛ってどれも一緒じゃないの、と思っても実はツラ構えが違うなぁ、と。

パウエルの良さはキーとかメカニズム(のカタチ)が綺麗なこと。

惚れ惚れする、惹きこまれる美しさがある。

2号さんは、廉価版の楽器だから、「メンテの容易さ」がプライオリティなので、この際見てくれは度外視、なのだが…。

メーカーごとにポストの立て方とか、あとはコンマ数ミリ単位でトーンホールの位置も違う、それが各メーカーのこだわり、ポリシーに繋がっているんだろう。

 

ただ、旅先でストレスを溜めないために、少し2号さんの機嫌の取り方は学習しておいた方がいいんだろうな…。