なんだか随分久しぶりな気もするが、ヴィオラ の弓の毛替えと調整の日。
本当は1月半ばの予定だったのだが、先方の都合でキャンセル、リスケになってこの日程になった。
ええと、調べてみたら前回は2018年の3月‼︎ほぼほぼ丸2年‼︎
楽器の調整はともかく、毛替え2年しないって、恐らく先生が聞いたら呆れるレベルかもしれない。けど、「弾けてた」し。。。そもそも松脂も1ヶ月に1回くらいしか塗らないのだ。第一、全然練習しないから、弓毛へのダメージも少ないのだろう、えっへん(いやいや、それは言ってはいけないことでは…)。
で、ここの工房は、私は「付き合い」で行く。自ら予約はしないので、もっぱらスケジュールは相棒任せ、というか、相棒が行こうと決断した時についでに、というインターバルにならざるを得ない。
今回も、ヴィオラ とチェロ の調整、それぞれの弓の毛替えとなったので、所要時間3.5時間。まあ、その中でキッチリ仕上げてくれるので、いいことだ。
練習をサボってばかりいるとはいえ、一応週に1、2回は弾いているから、徐々に楽器のコンディションが悪くなっていてもあまり気がつかない。「自分が練習していないから、まあこんなもんなのかな」と思ってしまう。楽器屋に行って初めて「ダメダメな状態に陥っている」と言われる訳で…
そういえば、G線がいつも「切れて終わる」点についてはメンテナンスで治まる可能性もあるから言っとこう、と「G線はよく切れるよ」と伝えて、駒や指板エンドのセッティングなど見てもらった、が、特に不具合は無かったらしい。
で、工房のH氏にも、「どれくらいのスパンで切れるんですか?」と尋ねられ…「ほぼ、1年ですかね」と言ったら、H氏と女将に半ば呆れられる。まあ、そうだろう。弦を1年張りっぱなしにする人もそうそう居ないだろうから。でも、他の弦はもっと長く保つんだよ!G線だけ、1年で切れる、ってやっぱりおかしいだろ⁈
心の中でボヤきつつも、3時間で弓毛も新品になって楽器も共鳴がハッキリ分かる「よく喋る」キャラクターになって手許に帰ってきた。
あ、ついでに死んでるC線、替えてもらえばよかったな…