えー、発表会が近く、レッスンも頻繁に感じる。
先週のピアノ合わせの際に、やたら音痴に感じた。音程悪すぎ!と。
しかし、手前味噌に言うならば、楽器のせいだった。
実は愛用の楽器、長年調整していても、若干調弦がしづらい。
楽器屋さんは慣れているクチなのだろうが、私個人は、「あとちょっと」の細かい調弦に融通が利かないこの楽器は、少しそこに不満を感じている。
(ヴァイオリンとかはこんなもんだよ、とは思っていない。同じ楽器屋で買ったヴァイオリンは、いつでも、スムーズに、ぴたっと調弦できるから、個体の問題なのだろう、とは思っている)
でも、それで合わせていくと、一番下のC線なんかは、チューナーで見るとかなり下振れになる。逆に、チューナー通りに合わせると絶対に純正調のハーモニーにならない。
そこで、自分の中で妥協できる調弦は、D線を厳正にチューナーで合わせること。
その後下2本は、割とすんなり5度が取れる。D-Aの5度は、チューナーよりも広い(ので、Aは若干高めになっている)が、許容範囲内。
こうすれば、「音痴」にならずに演奏できる…が、それは自分の音感が狂っているのだろうか?!
グラズノフ、あとは「弓の使う部分」とか、「使う長さ」を意識して弾き込むこと。