梅雨時らしい雨模様。
仕事着のまま笛道場に行こうかと思ったが、あまりにズクズクに濡れてしまったので(雨のせいと、湿度による汗のせい)、一旦着替え、靴も替えてでかけることにした。
本当は雨に濡れても屁とも思わない裸足にサンダルというチョイスがよかったのだが、笛道場ってなんとなく「お嬢様チック」な雰囲気が求められているのか、それは封印、自粛。
(ただ、依然見かけた某先生はGパン、Tシャツ、サンダルだったなぁ)
一日に二足も靴をべちょべちょにするのは嫌だったのと、若干の疲れがあったので、久しぶりに地下鉄に乗って道場入り。
仕事が長引いたせいもあり、道場到着がいつもよりは遅くなった。
20分しか音出しできない。
でも、レッスン前に音出ししておくことが重要なのだ。
さて、いざ時間になると先生はマスクマンで現れた。
どうやら風邪をひかれたらしい。
そりゃ、この長雨だとか湿気の汗だとか、体調崩す要因だらけだ。
これでピンピンしている人は逆にどんな免疫力なんだろう…と考えつつ。
ロングトーンとソノリテを無事こなす。
そのあと、タファゴーをやるのかと思いきや、いきなりケーラーに行った。
#9はあんまり練習していない。
意外に私にとっては難しい。タンギングが細かく、かつ速いのだ。
タンギングをきれいにこなす練習をしなければいけないなぁ、と痛感。
唇で発音するのではなく、舌の息の流れを止める、流す、のコントロール。
ゆっくりやったり、スラーとの違いを体感しながら身に着けるしかない。
そうだな、音階練習やりながらタンギングの練習も取り入れるか。
しかしながら、3回くらいポツポツとフレーズを繰り返し吹き流したら、「まあいいでしょ」と合格になってしまった。
前回までの#8が、1ヶ月以上の格闘になっていたことを考えると、えらい違いだ。
ただ、次の#10は意外に難所。
3度ずつの上昇、下降、音階、半音階、何でも出てくる。
初見じゃ絶対に吹けない。8月は1か月道場が休みになるので、その間に頑張って熟成させておけ、ということなんだろうか…。
レッスンが終わった時間には雨がほとんど止んでいた。
爽快な週末の始まり。
足取り軽く、三国駅に向かって帰った。