Musik und...

2017年5月に入手したNUVOから始まったフルートと、再開したViolaとのお付き合いメモ。個人的な記録なので、突然公開停止にする可能性も有り。

朝の30分

 今の職場は非常に自宅から近い。なので、相棒と朝食を取って身支度を済ませても、出かけるまで30分程度の時間が生まれる。このスキマ時間を有効活用する方法が見つかった。朝練である。

晩に帰宅してからだと、疲れていてそもそもやる気が起きなかったり、注意散漫でやったことが頭に入らないこともある。あとは、多分問題ない…と思っても、夜遅くなれば音漏れについては多少は気にする。やっぱり自分がされて嫌なことは他人さまにはしないのが善だ。

 そういう訳で、出発までの30分間、ちょこちょこと練習をしている。毎日のルーティンとしては、スケールとアルペジオで10分から15分。その後はその日の調子によるが、今のところはフランクの気になるところを日替わりで取り出して練習したりしている。どうしても気が乗らない日は音階だけ弾いて止めにすることもあるし、フランクを弾く気力が…というときはエチュード(クロイツェル)の2番や8番を弾くこともある。

 とにかく、日々音を出してみること。音の出し方に試行錯誤してみること。その時間が一番自分にとって有意義だし、たかが30分されど30分。週に1回1時間練習するよりは、30分×5=150分で、2時間以上になっている。それに、「たった30分」だと思うとダラダラせずに集中するので、内容の濃い練習ができる。まったくもって、「考えて練習ができる」のは大人の特権、だと実感している。