月日が流れるのは早い。
先日、8月のレッスンの時に押し売…いや、ありがたくチケットを買わせていただいたグルジア人センセイのコンサートの日がやってきた。
「アナタ、近いから来れるデショ」というわけで19時開演、汗水たらしながら猛烈ダッシュで会場へ。
小ホールがいい感じに埋まっていた。
見た感じ、お客さんはほとんどが「関係者」=レッスン生や、オケ繋がりの人々と見た。なぜそれがわかったというと、キョロキョロ周囲の客席を見回すと、心斎橋のピアノ合わせの時に見かけたお顔がぽつぽつ有ったからだ。
今回のプログラムはシューマンにブラームスにシューベルト…ロマン派多い感じ。
まあ、いつも面白いのは先生の故郷ジョージア(昔のグルジアね)の作曲家の作品を紹介してくれるところ。
今回も、シューマンは…先生の演奏はよかったのだが、いかんせん、辛い。
ブラームスは、ピアノの伴奏が全く好みではなかった。なんというか、「乱暴」なのだ。粗雑ともいうか。(センセイ自身がブラームスはあまりお好みではなかったのかもしれん)
そして休憩終わった後のアルペジオーネ。長すぎるよーーーー。
この辺りで若干、演奏者、パワーを喪失しているように見えた。
水泳でいったら1000mのうちの700m泳いだあたり、だろうか。
ただ、最後が見えてきたら俄然エネルギーが戻ってこられたようで、マチャヴァリアニの「太鼓」は素晴らしかった。拍手も断然大きかった。
グルジアの音楽って、なぜか日本人にもなじみやすいのが不思議。
で、「ザ・クラシック界のスーパーボップ」クライスラーを2曲やり、…
アンコールは「いつもの曲」。
ひょっとして、オーディエンスも「いつもの曲」までがコンサートと思っているのではなかろうか(笑)。
そしてアンコールが一番よかった(笑)