先週調整に出して以来、あまり吹いていなかったパウエル(笛1号)。
中音の滑らか化と音の抜けを期待した調整だったのに、なんか大人しくなってしまった。先生からも「暫く吹き込んで様子見るしかないんじゃない?」と言われて…
今日は時間があったので小一時間程吹いてみた。
最初はやっぱり気になるが、時間が経てば高音域もちゃんと鳴るようになる。
やはり調整やりたてで、馴染んでないのが原因か。
付き合う時間を増やすしかないなー。
先週調整に出して以来、あまり吹いていなかったパウエル(笛1号)。
中音の滑らか化と音の抜けを期待した調整だったのに、なんか大人しくなってしまった。先生からも「暫く吹き込んで様子見るしかないんじゃない?」と言われて…
今日は時間があったので小一時間程吹いてみた。
最初はやっぱり気になるが、時間が経てば高音域もちゃんと鳴るようになる。
やはり調整やりたてで、馴染んでないのが原因か。
付き合う時間を増やすしかないなー。
2月に休んだ分をまとめての90分一本勝負。
なので、最初からスケールがっつり。
・肘が後ろに行き過ぎる傾向有り。そうすると運弓が曲がるので注意。
・A線の時は気持ち肘が下がってもいい
・ハイポジから戻った後の手の位置。左手人差し指の付け根がガバガバに空いてるのはダメです。
・下降時のD線3、4の音、C線のEーDーCの下降時の指の開きに注意。(Dの音程が怪しいこと多し)
アルペジオは一音一弓3オクターブだけやったけど、正直途中で集中力が切れたりしますよ…
そしてクロイツェル 地獄に突入。
#2
弾けるには弾けるけど、初回冒頭のAの音程が怪しいねえ、とやり直し。
更に凄く前に出されたバリエーションの課題もやってみろ、と。
ガシガシ弓を使わず軽くちょっとずつの弓で弾けばいいらしい。
あと、点々の音(スタッカート)は右手人差し指の圧力が重要、と。
#8
先生お好きな曲なのか、チェック事項多し。
F-Disって嫌ねぇ。指を平らにして開く感じ。
2ポジを取るときに、。前の小節のFisの音がガイドになる。
#9
最初の2から始まる音型キモ。
ゆっくりでいいから確実に形と音程をキープしないと、とダメ出しを喰らう。
#13
そこそこ頑張った。4の指の置き方がやっぱりキモ。
転調、ポジション移動したところははっきりと。
#16
ゆっくりならばなんとか。
次回はもう少し早くね、というところ90分はあっという間に過ぎた…。
付け焼き刃で練習したテレマンの出番は無し。
まあ、グルジア人先生のレッスンはいつもそんな感じだ。
いつも通りの時間に道場に行ったら様相が異なっていた。どうやら2人の先生が代講レッスンをしていたようで、練習部屋が無かった。オマケに私の前の枠の生徒さんはお休みだろうか。初めて見る相当上手そうなお姉さんと談笑中であった。
こりゃあ今日はダメだなぁ…練習できないし…そもそも調整後、まともに1号の相手をしていなかった。というのも、調整後のレスポンスが自分の中では気に入らないのだ。
早速レッスンの冒頭に先生に吹いて試してもらった。
アカン訳ではないけれど、DやEのキーは調整が難しいらしい。暫く吹いて慣らしていって様子見するしかないなー。
あと、ピッチがえらい変わっていて、今までと同じように吹いている筈なのに合わなすぎる!週末吹き込んで慣らしておかないと、来週も悲惨な目に遭いそうだ。
今日はタファゴー通過でケーラー#7直行。でも全然練習できてなくてボロボロ…
ここの練習方法をみっちりと。
まだあるってよ…。
はい、来週までにバリエーションの練習しときます…
楽器演奏は趣味の領域だ。プロではないし、今はオケやアンサンブルにも所属していないから、上手かろうが下手だろうが全て自分の積み上げた結果。
強いて言うならば、年に一度の発表会で爽快感を味わうか辛酸を舐めるか…まあ、そんなことは自分が一番分かっている。
どーしてもやる気が出ないなら練習しないほうがいい。
でも、1ミリでもやろっかな、という気持ちが芽生えたら「5分だけでいいから」本気出して弾く、そうすることにしている。
ヴィオラだったらスケール弾いたらあっという間に終了。
でも大抵、その時点で「もう少し弾いておこうかな」という気持ちになってくる。
そしたら、クロイツェル を1曲だけさらったりしておく。
キモは「もう少し弾こうかな」という気持ちを残しつつ終了にすること。
それが私の明日へのモチベーションになるので。
勿論、三度の飯より練習が好き、という方はエンドレスでも止めはしない。
何より、「嫌いにならない、やめない」というシチュエーションをどう保つかが今の自分にとっては大切。
漫画家・ヤマザキマリさんの母リョウコさんはヴィオラ弾きだった。
(今も弾いてはるのかな)
雑誌CREAに連載されていた漫画エッセイが単行本にまとまったもの。
当時から絵がぶっ飛んでいて面白かったけれど、札幌交響楽団の立ち上げのために勘当同然で北海道に移住した、とか、マリさんと妹の父(つまりリョウコさんの旦那さん)は死別したり離別したりと、今でもそうだけれど当時シングルマザーで子どもを育てつつ仕事、それも自分の生き甲斐のことをするというのはさぞかし大変だったのだろうなあ、といろいろ考えさせらえる。
他にもヤマザキマリ本人が10代の早いうちに海外で勉強を始めるのだけれど、そういう「多様性」や「こだわらなさ」も母親から受け継いでいる部分が大きいのだろう。
結構読み応えがある。
ヴィオラ弾きなら読んでおかないとな。
今お世話になっているヴィオラ道場は、「音楽教室」だけれど、言ってみれば教室は「部屋貸し」と「定額の月謝の提示と集金」だけで、レッスンスケジュールは実は先生に結構任されているっぽい。
私の先生は現役バリバリの演奏家である上に、結構あっちこっちでいろんなことを手広くやっているっぽく、「レッスンができる日を月2回決めて、そのうえでレッスン時間を生徒に割り振る」感じ。
だから凄い時は「月に1回しかレッスンできないから2コマ続けてやるからネ」みたいなことにもなる。
今月は、これまた先生の都合で、3週土曜、4週土曜、と連続になった。
前回のレッスンがボロッボロだったのは既述の通り。
でも、先生は怒ったりはしない。
プロ養成ではないし、「できることからやっていく」というスタイルなのだろう。
逆に、同じことを何ヶ月でも何年でもトライさせる。
例えばコレ。前回のレッスンでも「これなら覚えてるデショ」と言われたクロイツェルの2番。
(バイオリンを少し齧ったひとなら見たことある楽譜だろう。ヴィオラでは五度下で弾く。更にアルト譜なのでこうなる)
もう何年弾いているだろう。多分軽く2年半は弾き続けているぞ。
だけど、未だに完璧に弾けない。
音程が取れなかったり、リズムが微妙に狂ったり。
そして、先生の中ではなにかメソッドがあるらしく、教本はクロイツェルだけを使っているが、順番にはやっていない。
2番の次に弾いてこい、と言われたのが何故か8番だった。
これは個人的にはそれほど難しさは感じなかったけれど、アルペジオの上手下手が露骨に出るイヤーな曲。今後の課題は「もちょっと速く、音楽的に弾いて欲しいナ」という辺り。
そしてその次が9番。
これは昔習っていた別の先生の時にもやらされた。
凄い苦手意識の強かった曲。(ちょうど仕事などが忙しくなったこともあって、この曲とも前師事していた先生ともそこでお別れになった)
10年ぶりくらいにこの曲に思いがけず「再開」することになった。
「この曲、みんなキライ、でも、クスリだと思って、やる!」というのが先生の弁。
YouTubeに上がっている早業みたいにはできっこない。だけど、3ー4や2ー3の保持と独立というアンビバレントな状態の課題に取り組む為にはこの曲は必須。
これも2年以上の付き合いだ。
更に、1年前、2018年の1月から課題になっている13番。
これは2018年度は「仕事が忙しくて〜」とか「発表会の曲が〜」と言って逃げ回っていた。
ちゃんと取り組み始めたのは発表会も終わった10月を過ぎてからだったと思う。
この赤で囲ったような音形、例えばD線で4を押さえながらG線は2とか3を弾く、って、どうしても4の指が引っかかる、邪魔になる、音出ない、2や3の音が取れない、もう大変。
でも先生は「やってないのかよ!」とか言わない。
「ちょっとでもいいから、やらないと上手くならないヨ」と言って1フレーズでも練習していけば、次のレッスンの時に新たな気づきを与えてくれる。
この4ヶ月ほど、この13番と格闘して、少しずつ、少しずつ、この曲が「昔ほどキライでなくなってきた」のはちょっとの進歩、かもしれない。
昨日笛道場を休んだので、週末のレッスン2連チャンは無くなった。
しかし、ここ1ヶ月まともにヴィオラを弾いていなかった。
何故だろう…確かにしんどくなると、調弦やら音程やら気にすることが多すぎる弦楽器は脳ミソのメモリーを使い果たす。無心になれない。
それに、笛道場の曲がだんだん難易度上がってきてそちらの譜読みもあるしで、身体が追いついていないのかも。
ともあれ、前回体調不良でレッスンを飛ばしたので1ヶ月半ぶりくらい。
先生にに「久しぶりネェ」と言われる。
公私共々行き詰まりで全然練習をしていないことを正直に告白。
先生は別に怒ったりはしないけれど、「たまに練習すればストレス解消 になるヨ」と。
そう、軽度の時はそうだけれど、気分が下がりきったら楽器ケースは開けられない。
というわけで、今日はスケールの復習。
「やれる時にやれる事をする」という先生のスタイルは結構好きだ。
アップボウの時、最後の最後迄弓幅は約半分を保つ。
ダウンに返す時に弓全部ベタっと付かないように。
(指の柔軟性の問題もあり?)
そして、「これなら覚えている筈」のクロイツェル 2番を弾いて感覚を取り戻す。
正にリハビリなレッスンだった。
でも、難易度は高くないけど深く染み入る内容。
こういうのって大事だなぁ。
次回–実はもう来週だが、来週はエチュードとか曲も練習しといてね、と釘を刺され。
まあ、やらないわけにいかない。
レッスンが終わった後の小噺で、今年の5月は休みが多い、天皇が代替わりするから、と説明したら、「新しい人(今の皇太子殿下)ヴィオラ弾くヨ」と。
そうですよね、と返すと、「ワタシ2回くらい会って教えたことあるヨ」ですと!
センセー、そんなことまで…。(何気に凄い人?)
ちなみに皇太子殿下、かなりお上手だったらしい。
這いつくばってレッスンに行った収穫は意外なお話だった。
本来であれば、
笛調整のために楽器預ける→美容院→笛引き取り→笛道場、という忙しい予定いっぱいの日だったのだが、昨晩から相棒がひっくり返っていて、今朝の時点で38度超の発熱。
(相棒は男性にしては珍しく平熱が35度台なので、38℃の熱というのは普通の人の39℃くらいの感覚だろう)
熱だけでなく、悪寒に下痢にと変な症状も出ているようで、家にいて介護したほうがいいのか出歩いておいて隔離されていたほうがいいのか(爆)悩んだが、食べるのにも飲むのにも難儀しているようなのでよっぽどだわな、というのが判明。
私自身も笛引き取りに19時までかかってしまった(笛の調整に時間を要したのではなく、美容院が予想を遥かに超えて時間を要したため)こともあり、どっと疲れが。
とりあえず、相棒の無事を見届けるべく、今日の笛道場は自主休講することにし、教室の受付に電話を入れた。
正直、この半日で心身消耗したから、道場に行ったら倒れていたかもしれない。
笛って優雅に見えるけど、結構疲れます、演奏するのは。
3/22(金) 13:00〜14:30頃 いつもの楽器店
確か、前回が2018年の2月だったので、1年以上のインターバル。
3/3に予約しても一番早くてこの日程になった。
(実はずっと予約を14:00と思い込んでいた。これが後で別のドタバタの元になる…。)
12:50に店到着。
割とすぐに対応してくれる。
何か気になるところがありますか、と尋ねられたので、
・最近、中音域のDEFあたりの音が詰まる感じ、(息が通らない、必要以上の抵抗感がある)
・反射板の位置が寄りすぎていないか
ということを伝えておいた。
調整中に別件を済ませ、終わり次第に引き取ります、ということで、多分18時過ぎに来ます、と伝えて一旦店を去る。
結局別件が長引きすぎ、店に戻れたのは19時、閉店間際(というか、ギリギリになるからなんとか対応して、と一報したのでわざわざ開けていてくれたのか…)。
前回の調整から1年以上経っていたので、全体的なバランスの修正と、やはり頭部管のコルクの交換が必要だったとのこと。2–3年に一度は交換しないといけない「消耗部品」らしい。知らんかった…。
以前から反射板の位置がちょっと寄りすぎてない?と気になっていたのはそのコルクが縮んでしまった影響があるらしい。
調整直後は(一応)真ん中と思しき箇所に収まっている。
全体的な磨きもしていただけたようで、本体もいつもよりピカピカになって戻ってきた。
先生曰く、「調整直後は吹き心地変わるから」と言っていたので、週末ちょっと音出しして慣らしておかないと。